プレミアムフライデーと日和見主義

2月もあっという間に過ぎて、終わりが見えてきました。

そんな今日は、初めてのプレミアムフライデー。
ニュースやTwitterでもよく見かけたキーワードです。

プレミアムフライデーとは何かというと、
多くの人にとってお賃金が支給された直後であろう
毎月の最終金曜日を「プレミアムフライデー」と定めて、
午後3時を目処として退社できるよう労働の在り方を見直そう、
そしてあわよくば個人消費を促そうというキャンペーンのようです。

まあ初めてということもあってなのか、
導入する企業は2.5%程度だったようですけれども。
日和見主義な企業が75%を占めているのが停滞の縮図のようで、
最高にクールで皮肉な円グラフだと思います。

私の職場も、プレミアムフライデーについて
特に触れられることすらなく、通常営業日として消化しました。
ノー残業デーも機能せず形骸化しているので、当然だと思います。

時間が余れば暇を潰そうとし、暇を潰そうとすればお金を使う。
自然な展開だと感じますが、起点である「いかに時間を余らせるか」、
ひいては「いかに効率よく働かせるか」という点について
具体的な改善策を併せて用いないと、片手落ちです。

要は「帰ろうと言われて帰れるのなら、既に帰ってるわ」というお話で。
(個々の能力と言うより、チームとしての段取り・立ち回りの部分に
 問題があり、必要以上に苦しんでいるのではないかと、私は睨んでいるのですが。)

正直、そもそも残業以前に7~8時間の労働が長く感じます。
働いたら負けかなと思うのも、まあ、わかります。
遊ぶように働きたい。何事も楽しくなければいけません。

プレミアムフライデーという取り組み自体には大賛成ですが、
勤務時間の削減について、何か革命的な出来事や
法による更なる強制みたいなものがないと、普及はしないと思います。
難しぃ~~~~なぁあ~~~~~~~


終わりや終わり! 終了!!

書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ


コメント

  1. isikawa より:

    私のいる業界、職場、および私の担当する部分でいいますと、
    仕事量は減っていると思いますが、手間だけ増えてます
    従来製品Aを50個作っていたのをBとCとDとEを10個ずつなって具合に
    成果物は減って手間は増えたみたいな。
    あとは、追加追加割り込みって、段取り組みなおすとこまで後戻りタヒね
    小さいところが独自仕様のモノで指定すると面倒、
    在庫管理&取り寄せが手間。業界標準のにしろ

    ベテランが転勤や定年で送別会(飲み会
    花束を渡していた女性社員さんは寿退社しないんですかね、とか思ったり

    ボーカロイドは歌を聴いたり絵を見たりするほうです
    以前職場で「みっくみくにしてやんよ」と言ったら
    「教えてやるよ。ミクはミディが使えないといかん」とか言ってた同僚が
    MIDIは電子機器の音楽規格? でDTMの間違いだろとか思った
    昔、Win95か98SEかそのあたり、CD-DA非対応でMIDI使用のゲームをしてた
    MP3? Ogg Vorvis? 無ぇよ

  2. くぜうりう より:

    製造工程にかかる手間は減ったけれども
    設計……というか要件が複雑になったり
    案件によってころころ変わるということですね。

    ……自分で作ってください、お願いします!って
    よほど考えてしまいそうになるのは、
    ハード / ソフト問わず、製造系のサガなのでしょうか。

    受発注のときに、営業さんあたりが気を利かせて
    現場に詳しい方を同行させるとかして、
    お客さんの要件をしっかり聞けていれば
    もう少しマシになるのでしょうけれどねー……

    これまでにお会いした営業職の方だと、
    勝手に決めたあとに丸投げされる方が多いです。

    もしかしたら「MIDIを使う」というのが
    「MIDI規格のすべてを把握していなければ話にならない」という
    意図だったのかもしれません。ないか。ないですね。

    DTMだとかDTPだとかという言葉も
    最近聞かなくなりましたねー……
    業界としてはむしろ活発になってはいるのですが、
    言葉としては、死語。言葉ってむずかしいですねー……

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