趣味嗜好と先天性

小学校高学年〜中学校あたりの多感な時期に遭遇した体験は、
趣味・嗜好・性癖あたりの特殊な性質として、確実に影響を及ぼします。
私のその時期は、ゼノサーガ、鬼武者、デビルメイクライ、ローゼンメイデン、
Sound Horizon、ALI PROJECT、サキュバスの巣……そんな感じでした。

私の嗜好のルーツがわかったような気がしていますが、それはまた別の記事で。

今日提起するのは、「はたして嗜好は先天的な要素なのか、後天的な要素なのか」。

挙げたものをはじめとした数多の作品群が嗜好を発現させたと思われるので、
「影響を及ぼす」という意味では間違いがないと思います。
ただし、後天的な要素のみで構成されているかというと、それもまた違うと思います。

私は、先天的に「獲得した性質」と後天的な「発現する機会」が合わさらない限り、

特殊な性質を発現することはないと考えています。

極端な例を挙げると、先天的に殺人者としての素質を持つ人間でない限り、
殺人を犯すことはない、ということです。
順に記すと、こうです。
(1) 「人間の性質は後天的な要素のみにより醸成される」と仮定する。
(2) その場合、同じ環境で育った人間は同様の性質を持っているはずである。
(3) しかし実際は、同じ環境で育った人間が必ずしも同様の性質を持っているとは言えない。
(4) よって、個人が有する特殊な性質については、後付けの要因のみでは成立しないと考えられる。
いつもの通り根拠も何もないし、そもそも後天的・環境的な要素だけでは
ないんじゃない? というところまでしか言及していません。
しかし、やはり人間が人間の性質を発言するには、先天的な要素もある気がするのですよ。
いきなりミクロな話になりますが、先に挙げたようなゲーム、弟の多感な時期に遊びまくってましたし
一緒に楽しんでましたもん。弟も遊んでましたもん。でも弟は全然方向性違うんですもん。
もちろん全く同じ環境で育った、とは言えないのですが、
元々遺伝子か何かに刻まれてるんじゃないかと思ってしまうんですよねー……
「お前は少女を追究する」「お前は聖域を求める」「お前は脚部を好む」みたいな遺伝子が。
とりあえずは似たような因子を持った人間を探しつつ、
我が道を突き進んでいこうと思っています。


終わりや終わり! 終了!!

書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ


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