人好きのする人に共通する美徳は、謙虚さかなぁと感じました。
謙遜し、それがわざとらしくない。いやらしくない。
自然に自分自身を下げて、相手を上げる振る舞い。
それでいて、法に照らした上で自分に非があれば謝り、
相手に非があれば指摘する正しさも持ち合わせている。
交流していて気持ちのいい人は、そういう人柄であるように思えます。
魅力というものは乱暴に言うと、「可愛い」ということだと思います。
老若男女を問わず、容姿などとは関係がなく、
誰かから「愛されるような人柄である」ということ。
愛せる。可愛い。何に依拠するものかはまちまちですが、
人は可愛いからこそ愛されます。
「可愛がる」とは、必ずしも強弱や上下といった関係性には
左右されない行為なのです。
……ほどなくして離任される方をまじまじと観察してみて、
そのようなことを考えていました。
長い時間の中でも、愛さ続ける人間。
ひょっとすると、人は愛を獲得するために生きると言えるのかもしれません。
終わりや終わり! 終了!!
書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ
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