総和ゼロをぼんやり考える

ゼロサムゲームというワードが頭から離れません。
ざっくり言うとプレイヤー同士の損益の総和がゼロになるゲームとのことなので、
ゲームと名のつくものにはだいたい当てはまるのではないでしょうか。
一つしかないものを取り合う時点で基本的に総和ゼロですもんね。

これをモノを売ることに適用しようとしたら、
売る側としては「盤面を擬似的に2つ用意する」必要がありそうですね。

真の盤面と偽の盤面があって、実際の盤面は真の盤面なのですが、
偽の盤面で対戦をしているように振る舞います。

偽の盤面で対戦相手に華を持たせておきながら、
真の盤面でしっかりと利得を得ている。
偽の盤面で小さく勝たせておいて、真の盤面で大きく勝つ。

イメージとしては、ミスディレクション。
偽の盤面に注意を引いておいて、真の盤面で本命の操作を行う。

このイメージだと別に盤面は2つじゃなくていいのですが、
一つしかないものを取り合うという前提がある以上
いわゆるWin-Winという状態にするには盤面が2つ以上必要なのかなぁと思ったのでした。
実はナッシュ均衡、的な。

……それぞれの盤面の用意と2面運用とで、なかなか骨の折れる仕事になりそうです。


終わりや終わり! 終了!!

書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ


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