慣用句の直訳的解釈

背中を預けられる人ってなんじゃらほい、って思いました。
考えてみた結果、文字通りの人はいないかもしれないけれど、
背中を預けられるときには預けるべきだ、と結論しています。

「背中を預ける」。その対象を"人"に向けるなら、
その人は"全幅の信頼を置ける人間"ということになると思います。
ただ、それは相手に対する要求があまりにも高いように私は感じます。

……背中合わせで大軍に相対する、みたいなシチュエーションを
想像しているからのような気もしますけれど。
極限的な状況下において、みたいな変な条件が追加されています。

実際は、一人の人間に対する評価はもっと複雑で、
信頼できるところもあればもちろん信頼できないところもあります。
それでも一長一短な互いを補完し合うことで、協力が成り立つのだと思います。

長々書きましたが、「信頼できるところを素直に信頼すればいい」のだと思います。
相手の全てを認める必要はないのです。

一人で全部をやる必要はないし、やれない部分を他の人と分担する場合においても、
やれない部分の全てをもう一人に担わせる必要はありません。

……こうして複数人で分担する前提を認識したのちに
「背中を預ける」という言葉通りの図を想像すると、
おしくらまんじゅうみたいな暑苦しいイメージが浮かんできて
なんともいえない脱力感が押し寄せます。背中の預け合い。


終わりや終わり! 終了!!

書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ


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