茜ーっ!
風太郎は釈放直後の夕食、三國姉妹に計画を吐きました。
食べ終え部屋を去る風太郎を追う茜。それを見て辛そうな緑。
寝室兼自室(?)で佇みなぜお前は逃げないんだという風太郎に愛してるからと返し茜は言います。
好きじゃないのも愛してないのも知ってる。……私のこと、嫌い?
そして望みはないかと訊く茜に「どうでも良い」と風太郎。こいつぁひでぇ……
嫌いとすら思われてないのは辛いものです……そしてややあっての茜の台詞。
幸せでした
ちょっ……過去形?
愛は……在るんだよ……?
まさか……ね。
日は変わり、屋敷には二人。ハルちゃんが紅茶かなんかを茜に配膳。
ハルちゃん……ありがとう
あ、確定だ。
そして。風太郎が帰ってきて。緑が帰ってきて。……さぁみなさんご一緒に。
茜ーっ!
この瞬間、緑さんとわたくし玖条柳はシンクロし。このブログは茜追悼ブログになりました。
いやーのっけから死亡フラグ立てまくってたけどまさか即日お亡くなりになるなんて。切ないな……
それでは他の面々についてもさらっと。
○緑様(+ちょっと健蔵)編
・(風太郎の暴露大会)
・現代の巨匠蒲郡風太郎ゆかりの地を巡る旅(←一部誇張あり)
・健蔵との遭遇
・帰宅そして茜ーっ!
緑さんとしては今の風太郎がどうしてああなったのか探るシナリオですね。そして、偶然見つけた。
身長でお父さんを越すとか何とか良くも悪くも普通の子供だった風太郎がなぜ今のように。
その元凶こそが皆様おわかりの通りSO偶然見つけたKE☆N☆ZO!
健蔵に対して緑さんが緑様になり、一つくらい約束守って死んだらどうかと。
車に戻り涙を流す緑と対照的に、健蔵は寄付に対する食事会にて「結局金ですか」と毒づくのでした。
緑さん、憎むための理由がほしいなんて先週のアレの後には今更すぎると思います。
○荻野刑事編
・風太郎を釈放する事になり署長に呼ばれる
・伊豆屋の兄さんに食ってかかる
・奥さんの発作が起こり猶予がない
・屈辱を噛み締めながら風太郎から手術費を工面してもらう
・男泣き
あれほど風太郎を付け狙っていた荻野刑事がとうとう風太郎の元に下ってしまいました。
屁理屈言えば風太郎は表面上「心配している」だけなので刑事を続けても良いような気もしますが。そうはいかんか。
それよりもその後の生活費が心配。生活費込みのお金……じゃないよなぁ、アレ。
そしてこの物語を誰が収拾するのかと。茜が死に荻野さんがいなくなったら……緑様?伊豆屋?
○伊豆屋編
・伊豆屋の兄さんが犯行を自供
・風太郎釈放
・伊豆屋の面々風太郎に謝る
・風太郎「貧乏でも心が大事とかマジで言ってんの?」
・伊豆屋「Sure.」
・風太郎「帰れよバーカバーカ!」
・場面は変わり伊豆屋の姪っ子が兄と面会、風太郎の仕込みを知る
・伊豆屋の兄さんの借金が発覚
さて、この借金と姪っ子が伊豆屋をどう動かすか。兄さんはなんかもうアレだw
風太郎の目の傷を忘れた上で入れ替わってたりしないかといってた私ワロス。雇ってただけでした。
○全体の流れ
・風太郎(世の中金じゃねぇのかよ……ヤッテランネ)
・獄中で回想
・やっぱ銭ズラー!
・伊豆屋の兄さん(仕込み)犯行自供、風太郎釈放
・風太郎が三國姉妹に大概ぶっちゃける
・茜が風太郎に言い寄るも、風太郎はどうでもいいと言い放つ(茜死亡フラグ①)
・謝りに来た伊豆屋に対し風太郎「カエレ!」
・緑さん風太郎巡りの旅、健蔵に対し緑様発動
・荻野刑事の奥さん発作
・茜「ありがとう」(死亡フラグ②)
・伊豆屋の兄さんの借金発覚
・健蔵「結局金ですか」
・荻野刑事屈辱、泣く
・風太郎帰宅、自室に戻ると見える不自然な高さにある脚
・緑帰宅、夫婦の部屋に行くと茫然とした風太郎。視線の先には……
・茜ーっ!(本記事三回目)
風太郎も揺れ動いてますな。銭ズラー!の後も荻野刑事に「大事なのは金」を強要させたり。
今更戻れない、地獄への片道切符しかないが故のキレ言動が目立ちました。
そう自覚しつつも、まだ心だとか愛ってもんを否定しきれていない。
伊豆屋を追い返し荻野さんを伏せた所で茜ぷらーん。いまいち悪になりきれない風太郎でした。
いや、やってることは十分悪いんだけれども。根本的な悪かって言うとまだ疑問が、ね?
結局人とは金なのか、心なのか。幸福とは誰が元に訪れるのか。
善悪や愛憎も絡み合いながら、誰もがその答えを探していく。
風太郎は殺数を6に増やし、物語もあるべきところへ。銭ゲバは第八話へと続きます。
そう、三月に入ってしまいました。今月で終わりますね。あっという間や……!
終わりや終わり! 終了!!
書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ
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