銭ゲバ・終。

銭ゲバとは関係ないが、今日のいいとも増刊号ってある意味偏向報道や事実改竄そのものだよね。
あれ見て笑った人のどれだけが普段のニュースで同じ事されてる「可能性がある」事を判ってるかしら。
いや、面白かったけどね?w 正直笑ったさ。けど、鵜呑みにするのは良くないってのを知るべきなのさ。
まーテレビ局や新聞社を信じてるって言えばそれまでだし、何をもって信頼するのかは人それぞれだけど。
とりあえず根拠があるかどうか疑ってみると良いと思うよ。あと事実と意見が混在してないかとか。
そういう意味では私の言うことは事実も意見も混在してるので疑ってくださって結構ですw
さて。私の嘘最終回、マジ嘘でしたね。サーセンw
昨日の流れ↓
夢想と現実の狭間

小屋ごと吹っ飛ぶ

残された人達は……

時間逆行、風太郎独白
まさかほとんどIFで時間使うとは思わなかったが。まずここについていこうか。
あのIFの世界では父ずっと働けてるし母の手術成功するし野球も続けられてるし。
誰も殺してないし誰も死んでない。加えて貧乏や金持ちといった極端な差が無いのです。
順番としては差がないから風太郎は誰も殺してない。死んでない。
特筆すべきはやっぱり茜が可愛いことです。そこかよとか言うな。
差がないし、痣ないせいか卑屈じゃないし。普通に会って普通に結婚出産。素敵じゃないの。
んでIFでそうなるって事はリアル風太郎も奥底でそう思ってたって事なんですよね。
あと「もう一人の自分みたいだ」「姉より妹が先に結婚してごめんね」「大事なのは心だ」といったデジャブなセリフ。
IFで再びそのセリフが出たって事は風太郎の心にも残っていたと思われます。
風太郎も普通の人と同じなのです。金の為に色々してしまいましたが、同じ。
IFと現実のスイッチバックという演出がちょっと切なくなりました。現実は厳しい。
風太郎の死後。刑事さんは普通に刑事やってましたね。頑張れ。
ハルちゃんは薄幸キャラどこにいったんだろ本当にw 風太郎を継ぐ者?←
荻野さんはなんとか手術が成功したみたいでしたね。良かったです。
伊豆屋の面々にはベラの代金?でお金いっぱい。兄も改心……?してまぁ一件落着。
健蔵父さんは風太郎の死を悟り、風太郎の写真相手に酒を飲み……切なすぎる。
初めてだよなって。IFでは風太郎も酒おごってたから、風太郎も内心その気はあったのに。
んで緑様は銭ズラと言って一円玉を風太郎の墓前に備える。
爆発の間際一瞬泣いてましたが……どうなのだろね。罪を憎んで人を憎まずだったのかな。
恐らくは普通に(風太郎IFのように)会ってれば良かったのにね、という事だと思います。思うしかない。
はい、時間逆行させますよ。風太郎の「わかったよ……」の続き。
簡単に言うと「この腐った世界で平気な顔して生きてる奴はみんな狂ってて銭ゲバだ」と。
ゲバはゲバルトの略らしく、暴力を指します。つまり「銭ゲバ」の意味は「金の為なら何でもやるズラ」。
「価値があるという共通認識に支えられた紙切れ」が支配する世界。
そこに平然と生きる私達は誰がいつ風太郎のようになるかわからない。
強盗だの詐欺だの、実際に起こる犯罪もある。金によって引き起こされる犯罪。
持つ者と持たざる者の間に差がある限り、同じような事がいつ何時起こっても不思議ではないのだと。
誰もが同じで差がないものならば羨むことも妬むこともなく、風太郎IFのような世界になる。
悪いことはいっぱいしたけれど、一概に悪と言い切って良いのだろうか、ね。
利を貪り生み出される貧富の差、格差によって引き起こされる新たな悲劇。
近代的社会は便利な生活の他に弊害もしっかり用意してくれていたのでした。
実はこの最期の風太郎の台詞、原作にも最後に似た文章が出てきます。
原作が描かれた頃と今この時。世の中本質的には何も変わっちゃいないのかもしれませんね……
いやー面白かったです銭ゲバ。メモ取りながらドラマ見たのって初めてw
金に愛に悪にといったテーマに沿ったやり取り、そして表面的な(画的な)部分とか。
殺したりなんだりするもんですから印象的な部分も多く。でも原作はもっといっぱい(略)
ころs(略)とかおかs(略)とかな。著者の絵のタッチがデフォルメ系で良かった。
唐突に私的に、ドラマ版の印象深いシーンベスト3。
③伊豆屋の豹変っぷり
体売ろうとしたり、何よりもヒステリックに「お金!」って叫んだところ。何かと思った。
②返せよぉ!
幼少風太郎のちびちび貯めてた金が父さんに奪われ、左目に傷が出来るシーン。痛々しかったなぁ……
①絶望の淵から緑様降臨
もはや説明不要。
他には茜とハルちゃんの二大巨塔でしょうか。私のテンションアップに一役買ってくれました←?
いやーもうヤンデレフラグとか不幸とか健気とかね。うふふふふふ。危ないとか言うな!
健蔵父さんも荻野さんも各々違う男っぷりというか……男の魅力。不可欠で素敵でした。
つーか三位は父さんの「飲むの初めてだったよな」の予定でした。
けれど振り返ってみたらあの「お・か・ね!」の映像が浮かんだ瞬間吹いてしまったのでやむなく。
二位は一話から悲惨だなぁ……ってのが印象深く。歪んだ視界を生み出した=ハジマリと思われるこれは欠かせまい。
え、一位?あれが印象に残らないわけないだろう。全米が笑ったわ。もとい泣いたわ。賞賛する勢いで。
結果若干ネタっぽいランキングになりましたがまあやむなく。名シーン数あれど一位には及ばんかった。
昨日の最終回を見て、デスノートの時松山ケンイチはLでなくライトをやるべきだったと思った。
てか唾だらーんとか含め色々何でもやるのな、松山さん。素敵だ。
まとまりがないけどいつものことだし。まとめないという私クオリティ。そんなクオリティいらない!
スタッフさんキャストさんお疲れ様でした、とても楽しませていただきました!
そしてドラマを楽しめた方々は原作もぜひ!(またもプッシュ)


終わりや終わり! 終了!!

書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ


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