地方都市の閉塞感。

今日は学生時代の友人と、長いこと話し込みました。
様々な人の近況を聞くに、
やっぱり人生というのは人それぞれで、仕事絡みの困難が絶えなくて、
各々違った問題に直面し、悩み、乗り越えようと頑張っているのだなぁと思いました。
言うまでもないほど当然なのですが、より確かな実感として知覚しました。
労苦が報われて、気疲れなく暮らせるようになってほしいな、心から思います。
その後、徒歩で2時間半くらい街をさまよいました。
街並みは劇的には変わっていなかったのですが、
道路や橋を改装するであろう工事が至る所で行われていました。
駅前に建設されている病院は、内装等含め10月頃に完了する予定である、とのこと。
老人ホーム等の建造状況含め、着実に「老人のための街づくり」にシフトしていると感じます。
地方はどうしても人材の流出が発生するのですが、
私の故郷は負のスパイラルに陥っています。
人が少ない→仕事も減る→就職できない→外に出る→人が減る→仕事も減る………
残ったり戻ったりしようにも、仕事や刺激がどうにも不足しています。
地元に残っている人は大抵パートかバイト、または医療・介護系の仕事に就いています。
職業の選択肢からして、終わりに向かっている感が半端ではないです。
おそらくは多種多様な仕事が確保されない限りは、この傾向はどこまでも加速していって、
最終的に老人とそれを介護する人だけになるのだろうと思います。
将来的には廃村どころか、廃市や廃県もあるのかもしれません。
そう思いはしても今は何もできないので、ひとまず自分のことを第一に考えます。
他者を引き上げるなら、引き上げるための土台を固めなければなりません。
さもなくば、自分自身も転落するだけで何の変化もなく終わってしまいます。

………まあ、そこまで高尚なことは考えてませんけどね!

終わりや終わり! 終了!!

書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ


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