以前買ったASUS VivoTabNoteをもう少し使ってみようと思い立ち、
Windows 8.1のタッチ入力まわりを確認してみました。
私の使い方として、VivoTabNoteが実質的にKindle端末と化していました。
もちろんトラックポイントキーボードを接続すれば普段使いもできるのですが、
そうすると物理キーボードがついているASUS TransBookとの差別化を図れない。
せっかくなので、ソフトウェアキーボード(タッチキーボード)だけで操作する方法を確認してみました。
結論から言うと、ケータイ配列とハードウェアキーボード配列とを使い分ければ、いけそうです。
ケータイ配列の状態だとフリック入力が可能なので、
少なくともスマホより多少劣る程度の入力パフォーマンスを出せます。
劣るというのは、タッチ感度というよりは習熟度と取り回しの問題だと思います。
さすがにスマホより断然大きく重いので、片手は厳しいし両手だと少し勝手が違います。
そのあたりに慣れられれば、おそらくは遜色のない速度を叩き出せます。
……やはりフリック入力に慣れていることが前提です。
ガラケーの入力方式(あの連打するやつ)は、速度出すのは厳しいと思います。
あと私の場合はどうしてもショートカットキーを使いたくなるのですが、
それもPC設定の変更→PCとデバイス→入力から
「ハードウェア キーボードに準拠したレイアウトをタッチ キーボード オプションとして追加する」を
オンにして、ハードウェアキーボード配列を有効にすれば問題ありません。
Run Command(いわゆる「ファイル名を指定して実行」)、大切です。
……余談ですが、デフォルトで利用できるレイアウトではUpキーやDownキーすら押せないことに驚きました。
画面を直接タッチしてカーソル移動してくださいという思し召しかと思いました。逆らえてよかったです。
というわけで、さすがに物理的なキーボードには及ばないものの、
スマホのフリック入力に次ぐ程度の入力速度は確保できそうです。
蛇足ながら、私の入力事情(?)を。
私はフリック入力の場合、口頭で聞いた話をスマホでメモできる程度の速度です。
入力精度については、下手すればキーボード入力よりもフリック入力の方が精密かもしれません。
やはり1文字あたりにタッチする数が少ない方が有利だと思います。
その観点では、キーボードでもローマ字入力ではなくかな入力を覚えれば
今以上の速度を追求できるかもしれませんが、……さすがにそこまでするのは手間に感じます。
今のままでもとりあえず不便は感じないので、まあいいかーと思います。
デバイスへの入力速度ばかすりを上げても、それに見合う思考速度がなければ意味がないですしね。
Win 8.1をタブレット端末で使う方はぜひ、フリック入力の導入を検討していただければと思います。
終わりや終わり! 終了!!
書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ
コメント