生きることは、戦うことです。
では、戦いはどこで起きているのでしょうか。
戦場は、精神です。
戦いは常に、内面で起こっています。
戦うべき敵――つまり
生きる上で解決するべき問題を
目の当たりにしたとき、
多くの人はその問題と「遭遇した」ものと
捉えてしまうでしょう。
しかし、その認識は
実態とは違っているのです。
「問題に直面する」という
事象が発生するにあたり、
原因が必ず存在します。
まず問題を生み出す原因があり、
原因への対処に失敗する。
その失敗により、
問題に直面するという
結果が生まれるのです。
問題が発生する前に
原因に対処することは、
容易ではありません。
常態的な観察と、
密な記録が必要となります。
原因が根ざしたことに気付くには、
原因が根ざしていない状態を
正しく知っている必要があります。
何かが違うという気付きは、
他の何かと比べることでしか
得られることがありません。
果たして何と比べるのか。
比べるに足るものを持っているのか。
戦いは、敵に遭遇する前から始まっています。
終わりや終わり! 終了!!
書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ
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