フリップフラッパーズの先行上映会に行きました

22日の出来事ですが、はっしーバースデー記事が
思っていたよりも長くなってしまったこともあり、別立てで。

はっしーバースデーのあと、その足でシネマート新宿に向かい、
TVアニメ「フリップフラッパーズ」の先行上映を観覧しました。

上映会はアニメ1話〜3話、トークイベント、4話という流れ。

先にトークイベントの方に軽く触れておくと、登壇したのは
日笠陽子、M・A・O、高橋未奈美、大橋彩香の4名。敬称略。

作品の上映会におけるトークイベントということもあり、
思い入れのある場面やキャラクターに関するコメントなど、
比較的あたりさわりのないトークをされていました。

ピックアップするなら、
M・A・Oさんがちょっと内向的なのがなんだか意外でした。
……いや、意外というのは私がM・A・Oさんを認識したきっかけが
りーさんなりナルメアなり妙にフェロモンのあるキャラだったからなのですけれど。

エピソードとしては、フリップフラッパーズの収録に際して
物語のバックグラウンド等についての説明は特にないらしく、
キャスト同士で考察論議をすることがよくあるそう。

M・A・Oさんはその議論に直接参加することはせず、
心のなかで同意していて後で高橋未奈美さんにこっそり報告してくるとか。
なんだそれ……すごいかわいいな…

本人いわく「盛り上がっているところから一歩引いて眺めているのが好き」とのこと。
あっそれすごいよくわかる……

さて。
徐々に作品に触れていきます。

中核となる登場人物は、パピカとココナ。そしてヤヤカ。

パピカは天真爛漫で、ちょっとトラブルメーカー気質な子。好きです。
ホバーサーフを乗り回している画がすごく印象的でした。

対してココナは、生真面目で少し気難しい子。
パピカが動ならココナは静、対照的な組み合わせです。

ヤヤカはココナの友人で、不良と言わないまでも
ちょっとラフというか、フランクな子。いい子です。

あとは、ドクターソルトがスクリーンに映ったとき、
Revoさん(※)だ!!って思ってしまい、
ちょっと妙なテンションの上がり方をしました。
 (※)Revoさん: Sound Horizonの偉い人。

それと……3話くらいに出てきた見るからに悪って感じの女の人が
すごく蠱惑的で好きでした。まだ名前もわからないですけれど。

ここまですごく浅いところを書きましたが、
せっかくなのでネタバレ全開の内容も書いていきます。

というわけで以下、大いにネタバレを含みます。

はい。
4話まで一気に観ることができたわけですが、
ここまでがチュートリアルです、みたいなかんじでした。

というのも、世界観や用語、謎など
たくさんの情報が提示される一方で、
4話までほとんど説明がなされません。

視聴を検討されている方、5話くらいまでは観て!!
……リアルタイムで追うとしたら、
人によっては1話~2話くらいで脱落しかねない……!

公式サイトを検索エンジンで引っかけたときの概要が
 > 変身する二人のヒロイン!
 > もうひとつの世界で繰り広げるSF冒険活劇!
ですが、ココナたちが普段暮らしている世界は
パピカが乗り回すホバーサーフや
ココナのペットであるユクスキュルを除けば概ね現代日本。

SFというよりは、現代と異世界を行き来する
ファンタジーとして鑑賞した方が合点がいくと思います。

もう一つの世界「ピュアイリュージョン」(以下PI)での
冒険をメインに物語が進んでいきますが、
PIはただ一つの世界観が存在しているわけではなく、
世界観の異なるPIがいくつか存在しているようです。

1話は、氷雪の世界。雪は甘く、おいしい模様。
日中に樹氷とだと思っていたものが夜には活動を始め、
しまいには王蟲の群れのような光景に。

2話は、獣人の世界。なんかサイケデリックな見た目に加え、
迷い込んだパピカとココナに獣耳と尻尾が。
カジカジしたくなるそうですし、耳の形状からウサギ系でしょうか。
でも尻尾はモフモフしてたな……キツネとウサギの中間くらい。
先に迷い込んでいたユクスキュルが筋骨隆々な姿で登場しました。

3話は、砂漠の世界。熱くて水が貴重で暮らしている民族がいて、と
これまでに比べるとだいぶファンタジー度がおとなしめ。
ヒャッハーとか村長とかいたので、世紀末なのかもしれません。

象徴的な要素であるピュアイリュージョンとは、
欠片とは一体何なのか。

夢の中でココナに「おかえりなさい」と言う
妻と義母の隠し絵の女性は一体何者なのか。

そしてこれらの謎について説明の機会はあるのか、
はたまた視聴者の解釈に任せる系なのか。

たぶんパピカとココナは特別な存在で
世界を作り直して二人は幸せなキスをして終了!みたいな感じに
落ち着くのだろうなぁとぼんやり思いますが、
一つ確実に言えることがあります。

―――視聴する秋アニメが一本増えました。


終わりや終わり! 終了!!

書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ


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