昨日の記事に続き、購入して読んだものについて
簡単にレビュー的なものを。今日は商業作品です。
・少女は今日、 (雪雨こん)
・JCマニュアル (雪雨こん)
・悪戯せずにはいられない (彦馬ヒロユキ)
・ガンギメJS撮影会 (彦馬ヒロユキ)
・ボコボコりんっ! (知るかバカうどん)
……あ、ぜんぶえろまんがです!
未成年の方とか、moreせずにいい感じにブラウザバックとかして!!
・少女は今日、
・JCマニュアル
雪雨こん氏の商業成人コミックス。
特定のアクの強いシチュエーションに偏らず
純愛で、えっちでかわいい、ときどき小悪魔、
ちょっとおバカなセリフまわしなど
とても安心して読める作風です。
『少女は今日、』の『行こうぜ!山が~る』、
『JCマニュアル』の『バスケがんばる!』の
先生がするような熱血教師風のおバカなセリフが好きです。
えっちさでは、『少女は今日、』なら『2年5組手こき委員』、
『JCマニュアル』なら『撮影会ウォッチ』か『夏色苺飴』でしょうか。
『2年5組手こき委員』、仕事ながら、事務的ではなく
奉仕的に積極的にこなしていくのがいいです。
『撮影会ウォッチ』は天真爛漫さと痴態とのギャップと、
無知な子を騙くらかしていたずらしていく後ろめたさがよし。
『夏色苺飴』は浴衣姿がだいぶ反則的にかわいいです。
正直、「イラストを見てかわいいと感じる」、
そして「どちらかというと甘口が好き」なら
買って損はしないと思います。裏切りません。
読破順としては発売順と同じく、
『少女は今日、』を先に読むことをオススメします。
・悪戯せずにはいられない
・ガンギメJS撮影会
彦馬ヒロユキ氏の商業成人コミックス。
ちょっと、いやかなり、陵辱・調教による快楽堕ち主体、
そして2冊目の『ガンギメJS撮影会』ではタイトル通りに
おくすりやアルコールが大活躍します。
『悪戯せずにはいられない』は『しごとの後のお楽しみ』、
『JCマニュアル』は『元気を出して♡』に
ドラマティックな負のエロスを感じま……
あれ、失業したお父さんのせいで
転落する娘という共通点がある……
……不憫な子ってかわいいですよね……
少女を陵辱して快楽堕ちさせるってこういうことかぁ、みたいな
デファクトスタンダードを実感したい、ほどよい陵辱を見てみたいという
陵辱スターターの方にオススメです。
そういう系統をたくさん読むわけではないので想像なのですが、
元々そちらを嗜まれている方にはたぶん物足りないかも。
たまにリョナ界隈を覗く程度なので偏見ですけれど。
それほどハードコアに振り切っている感じではありませんでした。
・ボコボコりんっ!
知るかバカうどん氏の商業成人コミックス。
タイトル通り、女の子の心身をボコボコにしていきます。
……今回、くぜさんのイチオシです。
ジャンルとしては陵辱・鬼畜系。でも、単純な陵辱モノの枠には収まらない。
心で読む陵辱えっちマンガです。
一見では、まさに暴力、という攻撃的な陵辱に目が行きますが、
しっかりと自分の目で読んでみると、醜悪なものを醜悪に描いていて、
暴力にも納得感があり、作品によっては、勧善懲悪的ですらあります。
陵辱に至る動機や根拠が明快だったり
社会的なテーマを取り扱っていたりするせいか、
実際に事件として起こりそうな生々しさがあります。
同時に、この作品から目を背けてはならない、
自分も真摯に向かい合わなければならないという
義務感を喚起します。
いくつか作品をピックアップして感想を書きます。
『嘘もつかない純粋な存在』
私は正直、彼らに対しては恐怖と嫌悪感が先に立ちます。
意思の疎通が難しい、理解の範疇を超えている。
同じ世界を見ているとは言い難い、脅威です。
『おさんぽJK♥いちごちゃん』の隆志くんにも通じますが、
話が全く合わない、ひいては倫理観の合わない相手は
やはり怖い、というのが私の素直な感覚です。
私たちと彼らとは、違わないかもしれないけれど、やはり違う。
国が違って言葉が違う、ということとは根本的に違うんです。
その「違い」を身をもって味わうのは作中では委員長だけ。
でもたぶん、秀行くんの愛情表現は、この上なく素直で、正しい。
どちらが悪いわけでもなく、どちらに感情移入するかによって
見え方が変わってくる、ある種、踏み絵のような作品です。
強いて言うなら、大人が悪いのかな……
『JS★ガバガバりんっ!』
今回の本で一番好きな作品です。
冴えない清掃員のおっちゃんに朗らかに話しかける
善良な女の子がいて、その女の子をイジメる少女がいて。
イジメを「冗談だから良いだろう」と言い張る少女に、
過当なお仕置きをする清掃員のおっちゃん。
そんなシンプルなお話で、おっちゃんのお仕置きは
明らかにやりすぎなんですけど、やることのスケールが違うだけで
イジメっ子の少女も同じことをしていた、因果応報だと思うのです。
理由さえあれば暴力が正当化されるわけではないですが、
理由によっては、暴力に訴えるのも致し方ないと思っています。
暴力で一番良くないのは、理由のない暴力です。
おっちゃんの言動があまりにテンポよくてサクサク読めるのと、
最後のコマが「清掃したったで」って感じですごく爽やかなんですよね。
どこか晴れ晴れとした気分になっている自分に気付きます。
『ボコボコりんっ!』は、
陵辱を嗜まれるか否かに関わらず、
えっちコンテンツにストーリーを求める層や、
心根が善良・繊細な方にこそオススメしたいです。
……DLsiteやDMM.comの作品紹介で
「爽快感」と表現されていた感覚も、
実際に読むと腑に落ちると思います。
私自身も、年明けくらいにもう少し時間を割いて
しっかり読み込みたいなぁと思っています。
終わりや終わり! 終了!!
書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ
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