生まれる前に殺す。
自らを殺す者が、生まれる前に。
……うーん、物騒な表現ですね。
非常に後ろ向きな気分のときに、
なぜこれほど苦しい思いをしているのだろう、
そもそも生まれてこなければ
苦しむこともなかっただろうに、と
考えてしまったことはありませんか?
それを外向きに突き詰めていくと、
苦しみが生まれる前に、苛まれる前に、
苦しい事象を発生させるに足る因子を
予め殺しておく、という発想に至ります。
原因を消去することにより、
事象の発生に至る因果に沿い、
結果をも削除するのです。
原因は常に潜在しています。
顕在化する前に消し去るためには、
周りにあるもの全てを列挙し、
解析し、対処の要否を判断します。
顕在化した際の、最悪の状況を想定。
致命的な問題がなければ、許容。
対処しきれない場合には、未然に排除します。
実は一番はじめの「全てを列挙する」というアクションが
最も難しいように思います。
自身が何で、自らの周りに何があるか、
正確に把握する必要があるわけで。
メタ視点に長けていないと、
どうしても抜け漏れが発生してしまいそうです。
たぶんこのへんのお話を
より一般的な言葉で表すと
リスクマネジメント手法的なところに
行き着くと思うのですが、
具体的な方策についてはまた他の機会に。
別途なんとなーく勉強しておきます。
終わりや終わり! 終了!!
書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ
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