『恋まぐわい』を読みました

しおこんぶ氏の『恋まぐわい』を読みました。

誌名に含まれる「まぐわい」という言葉が
和風を匂わせているように、一冊まるまる和服、
特に袴女子が気持ち多めという
和風シチュエーション好きが歓喜する一冊です。

と言いながら、私が読んでいて好きだった作品は
『異国なレトロ』や『忘却の妖狐』だったりします。

『異国なレトロ』は、近代の英国で
使用人が和メイド的な服装をしているのを見て、
お嬢様が使用人の恰好で執事に迫るストーリー。

お嬢様と執事はいけない関係で、お嬢様優勢で迫るものの
和服がずり落ちて腕の自由が奪われたのを契機に、攻守逆転。
最後のお嬢様の笑顔はとてもずるいです。

『忘却の妖狐』はちょっと悲しいお話。
江戸時代、人の精を喰らう妖である銀孤は、
助けてくれた少年の元から自ら離れ、吉原に流れ着いた。
遊女として糧である精を得ていた折、
かつて助けてくれた少年と再会する。

……そんな冒頭から始まり、色事を交えて
熱く激しく愛を確かめ合う二人ですが、最後は……
こういう悲恋のお話、らいしゅきぃ……

あま~い展開もあればおも~い展開もあり、
シチュエーションの面でも3Pや乱交なども含まれています。
プレイだけで見るなら、前戯しておなかで果てるという
王道的な手順をしっかり踏んでいるので、
「たとえ重くてもそれはそれ」とジョイできる方なら
性的な用途にも問題なく使えるでしょう。
私は和服スキーの方にオススメしておきます。

あと狐っ子とかロリババァとかそういう系統が好きな方!
『忘却の妖狐』は読んで損しないと思いますよ!!


終わりや終わり! 終了!!

書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ


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