教育と老後の『20年』、どちらが “重い” か。

Twitterのタイムラインに流れてきたイラストを見て
ちょっと連想してしまったことがあったものの、
そのままTwitterに流すのがはばかられたので
記事として書いてみようと思います。

まずは、該当のツイートから。

そのイラストが掲載されたツイートが、こちら。

Twitterアカウントを持っていない場合
確認が手間だと思いますので、内容について簡単に触れると、
組写真風(あるいは4コママンガ風)の4枚のイラストです。

  1. 預金通帳を見て、生活費の心配をする母親と、乳児。
  2. 乳児は言う。お金がないのに、なぜ産んだのかと。
  3. 続けて言う。子供とは20年間お金を食う贅沢品だと。
  4. 冷や汗をかく母親。乳児は普段通り、無邪気に笑う。

お金がない母親と、その母親が抱く
脅迫的な妄想を主題とした作品だと
読み取れると思います。

先にどうでもいい連想に触れておくと、
描いたのがうどんちゃんこと知るかバカうどん先生だったら
母親はまず間違いなくボコボコになってるだろうなーということ。
具体的には、はぴはぴハピネス系の展開になってると思います。

どちらの20年が重いか。

で、本題ですが、予め言っておくと
この記事では「ツイートから連想したこと」を取り上げます。
ツイート自体の是非については、触れません。

ツイートを見て連想してしまったのは、
「20年間お金を食う」という一点を考えたときに、
子供が大人になるまでの約20年間と、
老いてから死ぬまでの約20年間、
客観的に見てどちらがより重いのか、ということです。

たぶん……同じくらい?

私の感覚としては、『およそ等価』です。

一人あたりの、人間のとしての成熟度というか、
理知的/建設的な活動の量みたいなものを
仮に数値化してグラフとしたときに、
そのグラフは概ね、山なりのグラフになると思います。

左端を0歳、右端を80歳程度として、
山のピークは40歳台ではなく、
20歳台~30歳台でしょうか。

その活動量をベースとしつつ、
それぞれの20年を送るにあたって必要な資源を加味すると、
実は釣り合いが取れるのではないかなぁと。

教育資金よりは老後資金の方が額面が大きく、
それぞれの資金を使うことによって得られる効果については、
子供が大人になるまでの20年の方が有益であると思います。
つまり、金銭だけを見ると、老後の方が重いです。

ただし、労力までを加味するなら、
必要な人数は1.5~2人と変わらない気がしますが、
世話を要する時間については子供の方が多いはずなので、
教育の重みが増し、おそらく釣り合います。

はい、ここまで妄想です。
誰か統計的な観点で検証して、答えを教えてください。

限りある資源を消費しているから。

『およそ等価である』を正だと仮定して、結論に何を据えるか。

それは、等価であるからこそ、ただ生まれて死ぬだけであれば
資源は目減りするのみだから、世界がもっと豊かになるように、
人生にもっと意味を、価値を求めていきたい、ということです。

うん、別に等価でなくとも想いに変わりはなかった気がします。
Twitterに投げておくのがはばかられた理由がこれです。

迂遠な展開をするわりに、真新しい観点も特になく、
むしろ変に炎上するようなリスクを微妙に含んでいる。
以上、ひっそりとブログの肥やしにすることに決めた理由でした。


終わりや終わり! 終了!!

書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ


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