バンドリの4thライブ(武道館公演)に行きました

 「BanG Dream! 4th☆LIVE Miracle PARTY 2017! at 日本武道館」に行ってまいりました。

まっさらな状態で参加しました。

 はじめに予防線を引きがてら私の参加経緯についてお話しておくと、私は、バンドリ初めてでした。
 ライブにて「バンドリのライブ、初めての人ー!」的なコール&レスポンスがありましたが、ライブ以前に、アニメも楽曲も未視聴でゲーム未プレイ、つまりコンテンツとの接触が初めてでした。
 普通、こうしたイベントに参加する方は、そのコンテンツ(特にキャラクターなりストーリーなり)に対して思い入れがある方が中心です。
 だからこそ、今回の私のようにまっさらな状態で参加した人間の視点というのも、もしかしたら書き残す意義はあるかもしれない、と感じたので、丁重に、しかし率直に残しておこうとおもいます。

それでも、楽しめました!

 では、いきなり本題ですが、そんな状態で参加して、楽しかったのか。
 正直、めちゃくちゃ楽しかったです。
 楽しかったからこそ、こうして書いて、残しておこうと考えました。

武道館の客席配置がとてもよかった。

 武道館は、客席があまり周囲(後ろや前というか、上や下というか)の人が視界にならないような角度で配置されています。
 私が苦手とする、「イベントを楽しむのではなく、ヲタ芸を打ちにイベントに行く」ような方々を気にすることなく、集中して出演者さんを見ることができました。
 また、360度まるっと客席というのが、ペンライトを使う場面で星空のようになって、とても綺麗でした。
 大多数の方は、キャラごとのイメージカラーに合わせてペンライトの色を変えながら振っていくのですが、ところどころ一貫して推しキャラの色で振っている方もいて、思い思いにって感じでいいなぁ、とほっこりしました。
 ……いいかげん、武道館という会場の話から、内容にシフトしていきますね。

楽曲が楽しかった。

 オール初見で臨みましたが、聞く曲聞く曲かわいく元気で楽しい楽曲ばかりで、演奏されている出演者さんも、聞いている客席の方々も、一体となって音楽を楽しまれているなぁ、と感じました。
 私はこうした音楽イベント等に行くと、会場の一体感をかなぐり捨てるかのように、たとえライブでもコンサート的な、拍手・手拍子レベルの地蔵的ムーブメントに徹することが多いのですが、それでもかなり気ままに楽しむことができました。
 客席配置のおかげもありますが、やはりファン層や、そのファンの方々を牽引してきた出演者さんや楽曲そのものが持つ、明るい雰囲気があってこそ成せる業だと思います。
 演奏はすれど技巧への全振りはせず、演奏することの楽しさに重きを置かれていて、ガールズバンドらしいキラキラ感が出ているのがすごく好きでした。

アニメの内容を想像できて楽しかった。

 出演者さんの体力面や衣装替えへの配慮もあってか、何曲か演奏するごとに、眺めの幕間的な映像が投影されていました。
 また、アニメ本編の印象的なシーンをなぞったと思われる演出もあり、それらの内容とファンの方々の反応から、本編の内容を想像していくのが楽しかったです。……これ、今回で一番ズレてるというか、歪んだ楽しみ方してるポイントですね。

フェザーズが強くなっていてよかった。

 アニメのミルキィホームズが好きで観ていて、その流れでフェザーズのことも知っていたのですが、愛美さんと伊藤彩沙さんが、当時よりも強くたくましくなっており、安心しました。
 ……親か何かか?という感じですが、時おり、みるみるミルキィとか観たりするごとに、そういえば他の作品であまり名前聞かないなぁ……観る作品と重ならないだけかな?と心配に思っていました。こう、長らく会っていなかった地元の友人の無事を確認したときような安心感。

はっしーがすっごいかっこよかった。

 アンコールで最後の楽曲を演奏する前に、出演者さんが順番に一言ずつ言っていくシーンがあり、そこで大橋彩香さんが手短に、お客さんへの煽りを入れてあっさり済ませたのがとてもかっこよかったです。
 大橋彩香さんが出演することに惹かれてライブに行った節もある(というかほぼそれで行ってました!)ので贔屓もありますが、自分が語るよりお客さん楽しませよう、という心意気を感じました。かくありたい。
 ただ、それによってスタンスの違いというか、背景やイベントひいては作品との距離感も浮き彫りになったように感じました。でも、そんなことどうでもいいです。かっこよかったのが全てです。
 あと、言葉でなんて表現すれば伝わるかわからないんですけど、サイドステップして足上げるやつあるじゃないですか。

こういうの。すっごいかわいかったです。

PRおおくないですか??

 今回よくなかったところを挙げるなら、この一点に尽きます。
 販促・告知・営業行為そのものは全然嫌いではなくて、むしろ企画を回していくためにもバンバンやってほしいし、儲けてほしいとは思います。
 ただ、没入感を阻害するレベルの種類と回数で挿入せず(……いや、別に品目数やPR頻度を計測した訳ではないのですが)、全てPRコーナーにまとめて、きゅっと詰めて宣伝する感じのプログラム構成にしてくれていたらなぁ、と思いました。

満足でした……

 凝縮された情報を先入観なく一気に楽しむことができた、新鮮な体験になりました。
 行ってよかった……


終わりや終わり! 終了!!

書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ


コメント

  1. いしかわ より:

    こっちもあるグループが参加してる合同ライブに行ったんですが(無銭イベント
    全く知らないグループだったので、というより、ファン層が被らない、何考えてんだって組み合わせ だったんですよ
    新鮮だしまあ楽しめたかなというゆるい感想。これでいい
    (興味がなくて演戯中に退室、スマホいじりとかをするとステージ上もテンションダダ下がりになるってさ

  2. くぜうりう より:

    いくら知らなくても、退室やスマホいじりはさすがにちょっと……って感じですね。
    自分が地蔵なのもあって人それぞれの楽しみ方でいいと思うとともに、
    強要する人や完全に遮断する人はちょっと苦手だなぁ、と感じます。

  3. いしかわ より:

    土日でまたそういうイベントに行ってました
    普段並ばないグループの物販にも行けたし
    私が認知されているグループにも当然行きました
    「おまいつ」な人が何人もいたなー
    最近福岡に引っ越してきた人にも会った
    ttps://twitter.com/ragou002 の人

    くりとりするですよ。森の端っこにある公園でクリ拾い
    穴が開いたのは要らない。ぽいです

    「虎はなにゆえ強いと思う? もともと強いからよ」
    マイクやスピーカーの調子が悪くなると声が聞こえなくなる多くのアイドルさん達(一部には地声で歌える人もいる、観た)は情けない。ヲタはマイクとか使わないししボイトレもしないが大きな声で叫ぶぞ

  4. くぜうりう より:

    やはりおまいつ案件ありますよね。
    生活圏+文化を考えると、必然とも言えるかもしれない。
    同じ文化に触れている方の中には、全国追っかけますというスタンスの方ももちろんいらっしゃいますし。
    そしてまさかのアカウント指定!

    くりとりするのは結果的に全身運動にもなるし気持ちいいですよね。
    おいしいから穴が開くのだろうけれど、開いてしまったものはちょっと食べられない。

    ボイトレしない叫びだからこそ通るので、歌唱を維持しつつボリュームを上げるのはなかなか……
    とか言うのはアレですが、曲がりなりにも歌を生業にしているのなら、というのは少しあるかもです。

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