薄い本を安定的につくるぞーと考えたときに
ウ=ス異本1冊は24ページで、1ページはいくつかのコマでできていて……
というわけで、まずは1コマについて考えてみようと思いました。
プログラムのパフォーマンス改善をする際も、
コールされる回数が多い処理をメンテナンスするのは
セオリーの一つだと思います。
ただし、今回はただの妄言。
起承転結で言ったら起。起きそうなところです。
マンガの手法ではよく、ページ内での視線誘導が逆Z字のようになっていて、
ページをめくる直前のコマを「めくり」なんて呼んだりして、
次のページへの期待感を持たせたりするんだよ、なんて言われていたりします。
一方、アニメに目を向けてみると、
アニメは「画像の連続」として捉えることができます。
「コマ送り」なんて再生方法もありますね。
乱暴に言えば、アニメとマンガとの違いは
画像の連続を「時間ごとに切り替える」か、「同じ平面に並べる」かの
違いだと言えそうです。
となると、マンガにおいても、単なる視線誘導に限らず
前のコマから受けて次のコマへ係るという流れがあって、
コマからコマへのリレーによって物語が成り立っていそうです。
ただ画をいくつも並べたのではなくて、
文章で言う係り受けのように、コマごとの目的・役割があり、
前後のコマと連携して、受けて渡すような……
あれっ……これって………そうですね、
プログラムの3大要素、入力・処理・出力に似ていますね!
つまり、漫画の1コマをひとつの関数なり手続きなりとして見れば、
そのコマが前のコマからどんな入力を受けて、
どのように処理をし、どのような出力として次のコマへ渡すか、
きっと一目瞭然となるのです! 以上、妄想です!
観点としてはちょっと気になるところですが、
まだ具体的な手法には落とし込めていないので、
黙々と描きつつ試行錯誤するのみ……
コマに入れるものをロジカルに決めるというか、
てきとーに設計してもそこそこ見れるように
フレームワークみたいなものを作っておきたいのですよね……
自分の中での一つの黄金律……
終わりや終わり! 終了!!
書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ