行動を起こすための資源について、
管理するべきものを暫定的に次の6要素に絞ってみました。
・時間
・金銭
・食糧
・体力
・知力
・心力
まず、私たちは行動の有無に関わらず、時間を消費します。
原則として、何もしないよりは何かをして少しでも成果を得た方がよいです。
次に、生命維持のためには衣食住、とりわけ食住が確保されていれば充分です。
食や住といった環境を確保するためには、金銭が必要となります。
しかし、食については、獲得した食糧にも消費期限があります。
現在保持している食糧は、金銭とは管理を分けた方がよさそうです。
他、時間や金銭と並んで行動を起こすための資源として
体力、知力、心力があります。
体力は体を動かす際に消費します。
食事や睡眠によって回復します。
知力は思考や学習といった理性的(秩序的)な精神活動を行う際に消費します。
主に学習行動による知見の蓄積と睡眠で養います。
心力は衝動や欲望といった感情的(混沌的)な精神活動を行う際に消費します。
睡眠等で回復しますが、日常のあらゆる場面で変動しえます。
いわゆる「やる気」を考えるとき、その慣用的な表現から
気力や精神力といった単語が連想され、理性と感情を混同したままに運用しがちです。
しかし、理性を働かせる力と感情を働かせる力は別種であり、
正しく運用するためには分けて管理する必要があります。
以前の記事で「感情を資源に含める」としたのは、このことです。
……体力はともかく、知力と心力についてはよりよい呼称を考案中です。
特に知力はあまり消費するイメージがなくて、直感的に理解しにくいですね。
さしあたって、資源の運用を最適化するためには
習慣や工程の見直しを重視するのが良いと思われます。
冷静に見てみると、習慣だからというだけの理由で消費している、
または特に優位性のない行動を起こすために消費している資源が意外とあるはずです。
終わりや終わり! 終了!!
書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ