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筆記速度と学習効率について少しだけ考えてみる

最近、筆記速度が気になっています。

字を書くには、
(1)音声や思考をもとにして、
(2)音や意味に対応する字を導き出し、
(3)字を何らかの媒体に書き出す
という3ステップが必要になります。

「字を早く書ける」ということは「時間あたりに処理できる情報量が多い」ことだと考えると、
字を早く書ける人は学習速度も早いであろうという仮説が立てられそうです。

卵が先か鶏が先かという感じですが、学習よりも字を書く方がより限定的なプロセスなので、
改善するなら筆記速度の方が先になるのかな、と思います。

入力である(1)は、情報自体の入力速度に拠るので、改善の余地はないでしょう。
また、出力である(3)は、出力する手段および習熟度に左右されるため、
「ただ数をこなせ」というシンプルな結論になりそうです。

難しいのは、(2)だと思います。
ここで情報の変換をしていることになるのですが、処理を細分化すると次のようになります。

◆変換
 ・入力した情報を退避する
 ・入力した情報を変換する
 ・変換前後の情報を突き合わせる

ざっくり言うと検索・検証ですね。
これだけ見ると、日頃から入力された情報を整理して、
インデックスやラベルを的確に付与すれば改善できるように思えます。

ついでに出力は、検索結果を分解・再構築します。

◆出力
 ・出力手段を確認する
 ・出力する情報を、処理可能な単位で渡していく

手っ取り早く「処理可能な単位」を拡張できれば早いかもしれませんが、
ちょっと増やすイメージができませんでした。
人間の場合は何に左右されるんでしょうね……
わりと生まれ持ったもののような気がするので、期待しない方がいいように思えました。

いずれにせよ、(2)の処理さえ早く済むのであれば
1回のスパンで処理できる情報量が少なくても回数でカバーできるので、
時間あたりの筆記量にはあまり大きな影響を及ぼさないだろうという判断です。
検索・検証をどれだけ速く正確にできるかが勝負です。

……こう考えると、話が筆記速度だけには収まらないように感じます。
合間を縫って、引き続き考えてみようかな……?と思います。


終わりや終わり! 終了!!

書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ


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