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『Teaching Feeling 〜奴隷との生活〜』をプレイしました。

DLsiteで購入していた18禁同人ゲーム、
『Teaching Feeling 〜奴隷との生活〜』をやったんです。

↓これ。DLsiteの作品ページに飛ぶよ。買ってね(直球)。

どんなゲーム?

ざっくり言うと、奴隷だった少女を引き取って
信頼関係を築きつついちゃラブを楽しむ感じの、
コマンド選択式のテキストアドベンチャーゲームです。

2015年の冬くらいだったかに、
Twitterなど、一部で話題になっていました。

調べたら、その後、DLsiteにおける累計ランキング
(全登録作品中での累計購入数)の1位を
12年ぶりに更新していました。……すっごい!

実際にプレイしてみて。

ゲーム開始時点の様子。

プレイ前は「ヌハハ、奴隷といえば調教陵辱よ」
「私はコンセプトに背いて鬼畜キメるぞ」という
謎の対抗意識がありましたが、プレイを始めてから数分で
儚げな笑顔に魅了され(そして16日目に病死するシルヴィちゃんを見て)、
「いや、私はこの子と添い遂げるんだ……」と思い直しました。

トゥルールートに至るまで。

このゲームにおいてはバッドエンドではないルートこそが
トゥルールートであり、ある意味そこからが本編となります。

つまり、「トゥルールートに至るまで」というのは
「バッドエンド回避まで」と同義なのですが、
私の場合はひたすら頭ナデナデマンになりつつ、
街に行っては甘いものと服を買い与えつきっきりで看病しました。

無表情・無感動だったシルヴィちゃんが
次第に心を取り戻していく様子に、
胸に熱いものがこみ上げてきます。

見透かされている、だと……?

その後、数日過ごしていると、シルヴィちゃんから感謝の言葉と、
自分にできることは少ないがせめて夜の相手をしたいと、
健気に提案してきます。もちろん了承します。

これが長い戦いの幕開けであることは、このときの私には知る由もなかった。

翌日、嬉しそうな表情のシルヴィちゃんと二言三言交わすと、
行動メニューの中に「呼び名変更」というコマンドが追加されています。

……なるほど。なるほどね。

見たところ、振る舞いもだいぶ明るくなってはきたものの、
自分は奴隷である、という認識はまだまだ根強い様子。

何かを変えるには、まずは見えるところから。
呼び名を「ご主人様」から、そうね……
もう実質的に夫婦みたいなものだし、「あなた」とか……

なん……だと……?

(説明しよう! 入力された呼び名に対して固有の反応をさせるには、予め「この呼び名が入力された場合はこのように反応する」という設定をしておく必要がある。これを、プログラミング、という!)

制作者さんに見透かされていました。

いざ、いちゃラブへ。

この時点で、ゲーム内時間にして35日目。
実に一ヶ月が過ぎているのですが、私が事前に聞いていた評価の一つに
「シルヴィちゃんがサキュバスすぎる」というものがあり、
その点についてだけはまだ理解できていませんでした。
こんなにかわいくて控えめで健気な子が、なぜ淫魔なのか、と。

しかし、理解するには、さほどの時間を要しませんでした。

呼び名を変更できるようになってから、
シルヴィちゃんのステータスに、淫乱度や感度の項目が追加されます。

感度はともかくとして、問題は淫乱度です。
説明するまでもない、名が体を表してる系のパラメータで、
そういうコトをシたら上がっていく数値なのですが、
まあせっかくの18禁同人ゲーム、するわけじゃないですか。

ある一定の値まで高まってくるとね。なんというか、こう。
一人で外出してからスィーッって帰ってくると、ひとりでなさっているとか。
あえて夜に何もせずご無沙汰にし続けていると、我慢できずに寝込みを襲ってくるとか。

あっこれは確かにサキュバス……
人の精を喰らう感じですわ……って。納得しました。

とはいえ、やろうと思えば淫乱度を全く上げずに
清い関係のまま睦まじく過ごすこともできるので、
サキュバスを召喚しているのはプレイヤー自身であります。

ただ、すっかり極まったシルヴィちゃんを見ていると
「はじめはあんなに陰のあったシルヴィちゃんが……」と
とても感慨深い気持ちになるので、一度は召喚すべきです。

シルヴィちゃんはいいぞ。

たぶんこの作品に抵抗感があるとしたら、主にビジュアル的な、
前のご主人様に薬品で焼かれてできた赤い傷が痛々しいとか、
そういった面が強いのではないかなぁ、と思います。

傷は消えませんが、精神面は癒やしてあげることができます。
虐げられる奴隷としてではなく、一人の女の子として
ストレートに好意を伝えてくれるようにまでなります。
ほころぶ顔に、私もほころびました。

でも、傷についてはシルヴィちゃん自身も気にしているので、
なんというか……化粧とか、教えてあげたいですよね。
消えない傷であっても、ファンデーションやコンシーラーで
目立たなくすることはできるので。それが自信に繋がるなら……

たくさん服やスイーツを買ってあげつつ、
のんびりと頭を撫でたり会話したりする
(そして時には精力剤と媚薬を使って激しくいたす)
終わりのないゲーム、『Teaching Feeling 〜奴隷との生活〜』でした。

買ってね 。(再度)

あ、そうそう。着せ替えできるんですよ。
ローツイン、ローポニー、ポニーテールが好きです。
特にローツイン。いい。すごくいい。


終わりや終わり! 終了!!

書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ


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