『主従えくすたしー』を読みました

みちきんぐ氏の主従えくすたしーを読みました。
リンク先えっちサイト(DMM.R18)注意です。

キャラの濃い女の子が多く、テキスト量もやや多め。
お話が濃厚で、しっかりと読んで楽しめました。

一番はじめにカラーで収録されている
『うどん職人の朝は早い』から、
ちょっとおバカで笑える疾走感があります。

書名に主従とある通り、カップルのどちらかが
主体となって攻めていく構成が多いです。
収録作品14作のうち明確な男性主体が3作、
女性主体が5作といった感じでしょうか。

私が特に好きな作品は、『主従~』シリーズと
『××でごめんなひゃいっ』です。

やっぱり『主従~』シリーズは欠かせないです。
紫音さん(コミック表紙の子です)の
口の悪さ、底意地の悪さ、そして可憐さたるや……

主人公と、主人公に思いを寄せる生徒会長と、
その生徒会長の従者である紫音さんがお話の核ですが、
生徒会長はかわいそうなくらい空気です。
完全に紫音さんが食ってます。性的な意味でも。

特に3作品目の『主従らんでぶー』では
攻勢やオチまで含めて本当にいい性格してるなこの人、
というのを実感できます。

『主従~』とは対照的に、
『××でごめんなひゃいっ』では女の子がMです。

不登校引きこもりの女の子と、
更生しようとする教師のお話ですが、
女の子が不登校になっていた理由が
「一人で気持ちよくなっていたから」という。
……ハマりすぎですね!?

ちょっとあたまわるい感じの、
口では謝りながらちゃっかり悦んじゃうドMっ子も
とってもかわいいなぁ……と感じる作品です。

とろけるような甘々ラブラブ路線よりも、
パワーバランスがどちらかに偏っていて
明確に主導権を握っている方が好きだなぁ、と
実感できる一冊でした。


終わりや終わり! 終了!!

書いた人: 久世うりう (kuzeuriu) お問い合わせ


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